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マウスピース矯正のメリットやデメリット、そのリスクとは?治療できないケース・八重歯は?

 

マウスピース矯正のメリットやデメリット、そのリスクとは?治療できないケース・八重歯は?

 

もし、歯並びの悪いのであれば、歯列矯正によって改善したいものです。それもインビザラインのようなマウスピース矯正で改善したいという方も少なくないでしょう。

また、日本人に多い歯列不正といえば八重歯ですが、これをマウスピース矯正で治療できるかも気になります。

今回は、マウスピース矯正のメリットやリスク、改善できないケースをご紹介するとともに、八重歯をマウスピース矯正で改善できるかどうかについても詳しく解説します。

 

マウスピース矯正とは?

 

マウスピース矯正とは?

 

取り外し式の透明のマウスピースで歯並びを治す「インビザライン」に代表されるマウスピース矯正は、治療を受けていることがわかりにくい、審美性に優れた矯正法であるため、大人になってからの成人矯正にも広く活用されています。

マウスピース矯正は、マウスピースを装着することで歯並びの乱れを治す改善法です。

マウスピース矯正は、マウスピースひとつで歯列全体を整えていくものであるため、どちらかというと全体的にわずかな乱れを含む症例に適用されます。

 

マウスピース矯正のメリットは?

 

マウスピース矯正は審美性に優れ、人の目を気にしなくても良いほかにも次のようなメリットがあります。

 

取り外しができるので口内ケアがしやすい

 

マウスピースは自由に取り外しができるため、歯磨きがしやすく、また、マウスピース自体も清潔に保つことが可能です。

 

治療中のトラブルが少ない

 

ワイヤー矯正は、矯正器具が外れたり矯正装置の影響で口内炎ができたりする可能性がありますが、マウスピース矯正はトラブルの要因が少ないので比較的安心です。

 

来院回数が少なくてすむ

 

ワイヤー矯正は毎月通院する必要がありますが、マウスピース矯正は、2~3ヵ月に一度のペースでの通院ですみます。

 

マウスピース矯正のリスクは?

 

マウスピース矯正のリスクは?

 

無事に矯正治療を成功させたい場合には、事前にマウスピース矯正のリスクを理解しておくことが重要です。

 

自己管理しないと治療計画が崩れる

 

治療期間中は、毎日20時間以上マウスピースを装着しなければならないため、自己管理ができないと改善できない可能性も出てきます。

 

治療期間が長い

 

ゆっくりと歯を動かしていくため、治療期間が長くなる傾向にあります。

 

歯科医師の経験や技術に左右されやすい

 

マウスピース矯正の治療の成功は、歯科医師の経験や技術に大きく左右されます。経験豊富で技術のある医師がいる医院を選ばなければ、高い矯正効果は得られないと言っていいでしょう。

 

マウスピース矯正の費用は?

 

マウスピース矯正の費用は保険適用にはならず、平均すると50万円前後、インビザラインであれば75万円前後となっています。ただし、歯を削ったり抜歯をしたりする必要性などがあるケースでは、上述したような治療費用は参考程度にお考えください。

 

マウスピース矯正で改善できないケースとは?

 

マウスピース矯正は、次のようなケースでは改善できない場合があります。

 

過蓋咬合(かがいこうごう)である場合

 

過蓋咬合(かがいこうごう)とは、通常の噛み合わせよりも深く歯が噛み合っている状態(下の前歯が上の前歯の奥を噛んでいる状態)を言います。ディープバイトやオーバーバイトと呼ばれる場合もあります。

 

噛み合わせや歯並びに問題がある場合

 

噛み合わせや歯並びに問題があるなどの場合は、そもそもマウスピース矯正が適用できない可能性があります。

 

八重歯はマウスピース矯正で治療できるのか?

 

ここでは、マウスピース矯正で八重歯を治療できるのかについて解説していきます。

 

そもそも八重歯は、なぜできるのか?

 

当然のことながら、八重歯は、誰にでもあるものではありません。皆さんのまわりにも八重歯がる人がいるかと思いますが、大人になるにつれて、その数は減ってきているかもしれません。なぜなら、八重歯も治療によって治すことができるため、小さいころに歯列矯正を受けてしまうケースが多いからです。

 

そのような八重歯ができるかどうかは、顎の大きさが強く影響していきます。
八重歯は、前から三番目の犬歯という歯が上にはみ出して生じる歯列不正です。
私たちの歯は基本的に生えてくる数が決まっているため、それを並べる顎の骨が小さいと、歯がはみ出すことになり、八重歯が生じるのです。

 

したがって、八重歯のある人とない人とでは、多くのケースで顎の大きさに違いがあります。
ただし、それ以外にも八重歯が生じる原因は複数あります。

 

八重歯のマウスピース矯正では抜歯をしなければならない?

 

八重歯の矯正には、よく抜歯が必要だと耳にします。八重歯のマウスピース矯正では、抜歯をしなければならないのでしょうか。

 

■抜歯をしなくても良い場合は?

数本分の歯を少し削って歯列を整えるためのスペースを確保できる場合は、抜歯をする必要はありません。専用のやすりを使って歯の両側を少しスライスして歯のサイズを小さくし、歯を移動させるためのスペースをつくったうえでマウスピース矯正を行います。

 

■抜歯をしなければならない場合は?

歯をスライスしても歯を移動させるスペースを確保できない場合は、抜歯する必要が出てきます。そもそも歯がきれいに並ぶスペースがないことが原因で八重歯になる場合が多いため、抜歯をするときれいな歯列に整えやすくなります。

 

重度の八重歯の場合は治療できない

 

マウスピース矯正は比較的軽度の症例に適用される矯正装置のため、重度の八重歯には適用されません。八重歯の歯の重なりが大きかったり、八重歯が歯列から大きく逸脱している場合は、マウスピース矯正での改善は難しいと言えるでしょう。

 

マウスピース矯正以外の改善策は?

 

このようにマウスピース矯正だけでは、治すことが困難なケースも多く、デメリットも多くあります。そこで登場するのが、ワイヤー矯正です。矯正治療といえばワイヤー矯正が一般的で、八重歯であってもきちんと治すことができます

歯にブラケットを装着してワイヤーを通す矯正法ですので、マウスピース矯正のように審美性には優れていませんが、改善効果は抜群といえます。

東葉高速鉄道八千代中央駅から徒歩1分のハーツデンタルクリニック八千代中央駅前の歯科医師は、矯正歯科の経験が豊富で八重歯の矯正も得意としています。

 

まとめ

マウスピース矯正は見た目が美しいため多くの人が選択肢がちですが、リスクもしっかりと確認することが大切です。

解説したようにマウスピース矯正の治療は歯科医師の腕に大きく左右されますしリスクも多いので、マウスピース矯正をお考えの方は、まずは東葉高速鉄道八千代中央駅から徒歩1分のハーツデンタルクリニック八千代中央駅前にご相談することをおすすめします。

 

医療法人社団ハーツデンタルクリニック 院長(歯科医師、歯学博士)監修
永橋克史
監修者 歯科医師 永橋克史
ハーツデンタルクリニック西白井駅前の院長。城西歯科大学(現 明海大学)卒業。仕事でうれしい時は思うような治療ができ、患者様に喜ばれ、お礼を言われたとき。
ハーツデンタルクリニック西白井駅前
高田耕司
監修者 歯学博士 高田耕司
日本歯科麻酔学会認定医、歯学博士。麻酔での無痛治療を得意としている。
ハーツデンタルクリニック八千代中央駅前
加瀬武士
監修者 歯学博士 加瀬武士
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前の院長。日本大学歯学部歯学科卒業。補綴学を専門分野としている。
ハーツデンタルクリニック谷塚駅前


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