
最近は、重曹うがいに様々な効果があることが広く知られるようになりました。
虫歯予防や口臭予防、それから歯を白くするホワイトニング効果まであると話題になっています。そんな重曹うがいですが、毎日に使うものだけにまとめて作って保存しておきたいものですよね。
ここではそんな重曹うがいの作り方や、どのくらい作り置きしておくことが可能なのかについて詳しく解説します。
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1.重曹うがいの作り方
重曹うがいの作り方は、比較的簡単です。コップ1杯に小さじ3分の1程度の重曹を入れて、よくかき混ぜます。重曹うがいをする度に毎回つくるのであれば、この手順で問題ありません。
重曹うがいを実際口に含んだ時に、わずかにしょっぱさを感じる程度が標準的な濃度といえます。
2.重曹うがいは作り置きが可能
さて、冒頭でも述べたように、重曹うがいは毎日行うものですので、できれば作り置きしておきたいものですよね。
ただ、重曹うがいは直接口に含むものですので、作り置きしておいて良いかどうかは迷うところです。というのも作り置きしておいて、水質が悪くなった重曹うがいを使用すると、かえって口腔内環境を悪くすることもあるからです。
例えば、腐った水の中には雑菌などが繁殖していますので、それを口に含むことが健康を害することは容易に想像できますよね。
ですから重曹うがいというのは、長期的な保存には適していませんが、短期的に保存することは十分可能といえます。
3.重曹うがいはどのくらい作り置きできるか
3-1 作り置きする場合の重曹うがいの作製法
重曹うがいを作り置きすることは可能ですが、問題はその量と期間ですね。そこで目安になるのが500mlのペットボトルです。
これから重曹うがいの作り置きを習慣化するのであれば、500mlペットボトルを目安にしてください。500mlの重曹うがいであれば、毎日使うことで水を腐らせることなく適度な期間で使いきることが可能です。
具体的には、500mlペットボトルの水に、小さじ1杯の重曹を入れてよく混ぜてください。小さじ1杯の重曹というのは約4gですので、非常に少量であるといえます。
3-2 重曹うがいを作り置きできる期間
重曹うがいを500mlで作り置きした場合、毎日使うのであれば数日で空になってしまいます。
ですから、500mlで重曹うがいを作り置きする場合は、保存期間についてあまり気にする必要はありません。使い切ったらまた作るというサイクルで重曹うがいを行っていきましょう。
ただ、重曹うがいを作り置きできる目安について知りたい方も多いですよね。重曹うがいは何も含まれていない水よりも保存効果が高いため、冷蔵庫に入れておけば1週間程度もつものと考えられます。
もちろん、冷蔵庫の温度やうがい液の作製方法によっても保存期間は変わってきますので、あくまで目安としてご理解ください。
4.重曹うがいが長持ちする理由
重曹うがいを作り置きすることができるのは、水道水よりも保存性に優れているからです。これは重曹自体の性質によるものです。
例えば保存食の代表である塩漬けというのは、食品に塩を塗り付けることで、保存期間を延長さていますよね。
つまり、塩自体に水や食品の腐敗を遅らせる効果があるため、重曹うがいも長持ちさせることができるのです。
5.ミネラルウォーターか水道水か
重曹うがいを作る際に、どんな水を使うのかも迷うポイントですよね。何となく市販のミネラルウォーターを使った方が、効き目が高くなりそうですが、それほど大きな違いはありません。
ただ、重曹うがいを作り置きする場合は、ミネラルウォーターよりも水道水の方が優れているといえます。
なぜなら、水道水には塩素が含まれていますので、ミネラルウォーターよりももともと保存性が高くなっているのです。
6.まとめ
このように、重曹うがいは作り置きすることが可能です。毎回うがいをする度に重曹うがいを作るのは大変ですので、予め500mlペットボトルで作り置きしておくことをお勧めします。
重曹うがいは1週間程度であれば保存できますので、常に冷蔵庫に重曹うがいを準備しておきましょう。重曹うがいは習慣化することがとても大事といえます。
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